デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 著者 丸山正樹講演会

丸山正樹講演会 実行委員会からお知らせ&リレーブログ

広島ブログ

Facebookページに「いいね!」をして、タイムラインでもご覧ください。

開催概要 「聴いてください、ろう者の声を!」丸山正樹講演会

– デフ・ヴォイスに込めた思い –

チラシはこちら(PDFファイルです)

日時: 2016年7月9日(土) 13:00開場、13:30開演

会場: サテライトキャンパスひろしま(広島県民文化センター5F)
会場の道のり案内はこちら

プログラム:

13:00 開場
13:30 開会 講師紹介
13:40 講演 『デフ・ヴォイス』に込めた思い 丸山正樹
14:30 対談(ろう者 横村恭子さん(広島県ろうあ連盟)、手話通訳士 唐澤美加さん(広島県支部長))
15:00 閉会

☆手話通訳、要約筆記あり

■主催 一般社団法人 広島県ろうあ連盟、県立広島大学、丸山正樹講演会実行委員会

■後援 広島県社会福祉協議会、広島市社会福祉協議会、広島県身体障害者団体連合会、広島市身体障害者福祉団体連合会、広島市社会福祉士会、広島県手話サークル連絡協議会、広島県手話通訳士協会、広島県言語聴覚士会、広島県精神保健福祉士協会、広島の楽しい100人、中国新聞社

2011年に出版され、昨年文庫化された「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」の著者である、丸山正樹さんをお迎えして講演会を開催します。
著者ご本人に作品の面白さやメッセージを語っていただいて、ろう者と聴者の文化の差異や、ろう者の新しい働き「手話言語条例」について考えてみましょう。

『デフ・ヴォイス』本即売& 丸山正樹サイン会 紀伊国屋書店広島バスセンター街店 16時~予定

講師 丸山正樹氏ご紹介

丸山正樹(まるやま まさき)
kosiphoto_4

1961年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。広告代理店でアルバイトの後、フリーランスのシナリオライターとして、企業・官公庁の広報ビデオから、映画、オリジナルビデオ、テレビドラマ、ドキュメンタリー、舞台などの脚本を手掛ける。2011年、『デフ・ヴォイス』で小説デビュー。第18回松本清張賞最終候補作となる。

小説のタイトル「デフ・ヴォイス」にはいくつかの意味がある。

一つは、そのまま「ろう者の声」。一般の人(聴者)は、「ろう者はしゃべることができない」と思っているが、実際には「音声日本語」を話すことのできるろう者は多い。ろう学校での日本語発声教育(「聴覚口話法」)のたまものであるが、当然聴者と全く同じとはいかない。中軽度の難聴者や中途失聴者でなければ、好き好んで「声を出したい」と思うろう者はいないのではないか。いわば「聴者から押し付けられた言葉」としての「声」だ。

もう一つは、かなり意訳気味ではあるが、「マジョリティの中で埋没してしまうマイノリティの声」。ろう者に限らず、在日外国人、障害者、高齢者、難病患者、性的マイノリティ……社会的弱者とおおざっぱにひとくくりはできない彼らのささやかな要望は、圧倒的な「その他多数」の声にかき消され、世間に届かない。いわば「声なき声」。そんな思いを象徴させた。

最後に、「声」そのものではないが、ろう者にとっての「言語」である「手話」。作中にも記したが、以前は「ろうあ者」と言われていたものを自ら「ろう者」と言い換えるようになったのは、「聾(聴こえない)ではあっても唖(話せない)ではない」、という彼らの矜持だ。彼らには「手話」という「言葉」がある。単なるコミュニケーション手段ではなく、自らを表現する「言語」が。そういう意味を込めての「デフ・ヴォイス」。

今回は、私が小説にこめた上記の思いを主軸として、

●私がどのようにして「デフ・ヴォイス」という小説を書くにいたったか
●小説が刊行されてからの反響、そこで感じたこと、新たに知ったこと、今思っていること
などを話しながら、講演後、
●当事者の実際の思い
●ろう者が置かれている現状(つらいこと、不便なこと、望むこと等)
●法整備によって変わったこと、変わること(障害者差別解消法、手話言語条例、手話言語法等の現状)
について、専門家及び当事者の方とお話できればと思います

丸山正樹氏著書 「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」Deaf Voice A Sign-Language Interpreter in Court

(こちらから購入できます)

あらすじ
仕事と結婚に失敗した中年男・荒井尚人。今の恋人にも半ば心を閉ざしているが、やがて唯一の技能を活かして手話通訳士となる。
ろう者の法廷通訳を務めていたら若いボランティア女性が近づいてきた。
現在と過去、2つの事件の謎が交錯を始め・・・。マイノリティーの静かな叫びが胸を打つ。衝撃のラスト!

読者感想
一気読みである。
デフ=ろう者と、その両親のもとに生まれた健聴の子=コーダの葛藤を通奏低音とし、殺人事件を絡ませながらろう者の世界を描き出す。
ミステリーとしての面白さもあるのだが、やはりなんといっても、ろう者の世界を書ききった「凄み」に感動させられる。
手話はろう者の言語であり、日本語対応の手話はいわば第二言語であること。つまり、ろう者は独自の言語を持ち、独自の文化を形成しているということ。毅然たるその姿が美しい。感動の書である。

講演会チケット

チケット代金
種類
代金
前売券
1,000円
当日券
1,200円

前売券取扱場所
・広島県ろうあ連盟事務所 電話082-252-0303
株式会社ソアラサービス(広島市中区)
ナチュラルインテリア専門店 ミヤカグ(広島市佐伯区)
各取扱場所の地図、交通機関等はこちらをご覧ください

当日券
・若干枚の発売となります
当日券の販売について

当ホームページでの受け付けは終了しました
★チケットは前売券取扱場所でお求めになるか、または当日会場にて当日券をお求めください。

法令に基づく表記はこちら(特定商取引法、個人情報保護法)

※講演会には出席できないけれど、資金カンパをして頂ける場合。
下記、郵貯口座に振り込んでいただければ幸いです。
丸山正樹講演会 15150-59684901